働くお母さんにとって大変なのは、子供の体調不良。
なかなか仕事を休むのは大変ですし、周りにも気を遣いますよね。
子育てしながら働いていると、絶対にありますよね。子どもの体調不良。
そうそう、仕事なのにどうしよう!ってなります( ;∀;)そんな時に助かる、病児保育・病後児保育室。実際に利用してみた感想をお話したいと思います。
病児保育・病後児保育とは
病児保育とは
病児保育は仕事を休めない親の代わりに、病気の急性期にある子供を一時的に預かり、保育してくれる制度です。
病院や小児科に併設されていることが多いようです。
病後児保育とは
病後児保育は、病気やけがをした後の回復期にある子供を保育してくれる制度のことです。
例えばインフルエンザの解熱後の登園・登校停止期間中などはお世話になりました。
我が家の場合は娘が喘息持ちなので、軽く喘鳴が出ているときなんかにもお世話になることがあります。
利用条件は?
施設によって違いますが、利用できるのは生後3か月~小学6年生くらいまで。
保護者が就労や事故、出産などで自宅で保育ができない場合に病気または病気の回復期にある子供を預けることができます。
施設によっては麻疹や流行性結膜炎など、受け入れ不可な疾患もあります。
年齢相応の予防接種を済ませていない場合、利用できないことがあるので気を付けて!
病児保育・病後保育を実際に利用してみた感想
病児保育・病後児保育を利用するメリット
安心して仕事ができる
なにより一番のメリットはこれですねー!
子供が体調を崩してしまい、1日2日だけならまだしもお休みが3日4日…となると周りにも迷惑がかかるし、仕事内容によっては仕事がめちゃめちゃ溜まっちゃう!なんてこともありますよね。
保育士さんや看護師さんがきちんとみていてくれますし、安心して仕事ができる。まさに働く母親の味方だと思っています。
体調に変化があってもすぐに診察を受けることができる
先ほども書きましたが、病児保育や病後児保育の施設は病院や小児科のクリニックに併設されていることが多いです。
なので、もし子供の体調に変化があれば親がいなくてもすぐに医師の診察を受けることができるのが良いところです。
私が利用している病児・病後児保育の施設では、帰る際に必ず医師からその1日の体調についての説明があります。
「熱も下がっているし、明日から登園しても良いでしょう」「まだ少し様子を見たほうがいいので、明日も病児保育の予約を取ってくださいね」「咳が出ていたので薬を追加で処方しました」等、報告やアドバイスがもらえるのでとてもありがたいです😊
病児保育・病後児保育を利用するデメリット
予約が取れない場合がある
なかなか予約が取れない!!これが一番大変です(+_+)
受け入れ人数が限られており、だいたい1日4~5人のところが多いようです。
特に風邪やインフルエンザ、ノロウイルスやロタウイルスが流行する冬場は常に予約が一杯だったりします。
また、現状では病児保育や病後保育の施設はまだまだ不足しているようですね…
もし子供が体調を崩した場合、利用するかしないかまだはっきりしなくても、念の為予約を入れておくことをおすすめします!
予約で埋まっていてもキャンセルが出る場合があるので、当日でも念の為電話やネットで確認してみると良いと思います。
但し、利用しなくなった場合は決まった時間内にキャンセルしないとキャンセル料がかかることがあるので注意(>_<)
問診票を細かく記入したり、受診の証明書が必要など書類が面倒
病児・病後児保育を利用するには事前登録が必要です。いざという時にすぐ利用できるように、前もって施設に提出しておく必要があります。
また、病児・病後児保育施設を利用するには毎回問診票の記入が必要です。
問診票に記入する内容は…
- いつからどのような症状が出ているか
- 体温(発熱の場合はいつから熱が出ているか、最高の熱、平熱も)
- 食欲・機嫌・排泄状況・風邪症状の有無・嘔吐の有無・睡眠状況
- 内服はできているか
- アレルギーの有無
- 予防接種の状況 など
連日の利用でも、毎日書かないといけないのでちょっと面倒なんです(>_<)
また、かかりつけ医の診療情報提供書が必要となります。
病児保育・病後児保育が併設されている病院やクリニックがかかりつけの場合は不要のこともありますが、かかりつけ医が別の場合はまずかかりつけ医を受診してから病児保育・病後児保育を利用することになるため、なかなか大変です。
場合によってはお弁当やおやつを準備する必要がある
病児保育や病後児保育ではお昼ごはんやおやつを出してくれるところもありますが、中にはお弁当やおやつを持参しなければならないところもあります。
私は2か所利用したことがありますが、1か所は食事が出されましたがもう1か所はお弁当持参でのお預かりでした。
下痢の時なんかは何を持たせよう(+_+)ってなるのでちょっと大変ですね。
持ち物は
- 診療情報提供
- 保険証・各種医療証・併設の病院やクリニックの診察券
- 母子手帳
- 薬・お薬手帳
- 着替えの服・下着
- おむつ・おしりふき
- タオル・バスタオル
- お弁当・おやつ・コップ・スプーン・はし
- ビニール袋 など
持ち物は施設によってそれぞれ違うので確認してくださいね!
料金がかかる
これはまあ、当たり前なんですが…(^-^;
利用料金は自治体や施設によって違うようなんですが、1日2000円前後のところが多いようですねー。
割とお手頃価格なんですけど、預ける日が2日・3日…と増えると少し大変です。
自治体により家庭の課税状況に応じた減額制度もあるので、役場に問い合わせてみてくださいね。
病児保育・病後児保育に子供を預けるのはかわいそう?
これは人それぞれ考え方が違いますよね。
病気の時くに親が近くにいなきゃかわいそうでしょ!
病気の時は心細いんだから!
なんて考え方の人もいるでしょう。
かわいそうだと思う人は子供の近くにいて子供を看てあげれば良いし、どうしても仕事を休めないから利用したい!と思う人は利用すれば良いんです!!
そもそも、はたから見て『かわいそう』と思うほどぐったりしていたり、熱が40度近くであまりにも高熱な場合は受け入れてもらえません。
熱があってもある程度元気だったり熱が下がっても登校・登園許可が下りない子供の利用が中心なので、『かわいそう』と思う必要はないと思います。
むしろ医師や看護師という医療のプロや保育士という保育のプロが付いていてくれるので、むしろ安心ですよ!!。
まとめ
病児・病後児保育は、
こんな点がちょっと大変です。
それでも働くお母さんにとっては強い味方!
かわいそうと思うこともあるかもしれませんが、医療や保育のプロがついているので
とても心強いです!
いざという時にはそのまま受診も可能なので安心です。私は病児保育という存在があってとてもありがたいと思っています。
この記事が子供を預けるかどうか、迷っている方の参考になれば嬉しいです✨
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