
初めまして!訪問看護師をしているdrimamaと申します(^^)訪問看護を始めて3年になります。

訪問看護!興味はあるけど、具体的にどんなことをするの?病院で働く看護師とはどう違うの?

聞いたことはあっても実際にどんな仕事をしているか知らない方も多いかもしれません。
今回は、私が今働いている「訪問看護」という仕事についてお話します!
訪問看護とは
訪問看護とは、看護師などが居宅を訪問して、主治医の指示や連携により行う看護 (療養上の世話又は必要な診療の補助)です。 病気や障がいがあっても、医療機器を使用しながらでも、居宅で最期まで暮らせるよう に多職種と協働しながら療養生活を支援します。
日本訪問看護財団ホームページより引用

療養の場が、『住み慣れた自宅』というところが病院との一番の違いですね!当たり前ですが…(笑)
『医師の指示や連携の元』看護を行うことは、病院での看護と共通しています。
訪問看護では、主治医から『訪問看護指示書』というものが発行されます。
訪問看護指示書とは、医師が訪問看護ステーションに対して『訪問に行ってください』という指示を出すための文書です。
指示書には、医師が利用者に必要と考える看護やリハビリの内容が書かれています。
この指示書の内容に従って、看護をします(*^-^*)
看護師だけではなく、ステーションに理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が在籍していることも多く、自宅でリハビリも行います。
訪問看護って何するの?
体調の把握
全身状態の観察
バイタルサイン測定を含め、全身状態の観察を行います。
また、体だけでなく精神状態や認知症の症状なども観察します。
例えば、
生活の状況を聞き取る
前回訪問以降の生活の状況について、ご本人やご家族から聞き取ります。
例えば…
もちろん人それぞれ、病状や状態によって観察項目は変わってきます。
そして、ご本人だけでなく介護するご家族の言動や表情を見ながら、疲労やストレスの程度も観察していく必要があります。
個々の利用者に合わせた看護
内容としては、病院で行われている処置等と同じです。
例えば…
内容は多岐にわたります。
但し、病院と同じ処置でも在宅では物品が病院のように豊富に揃っているわけではありません。
そのため病院のように清潔に処置を実施できるわけではないので、最初は驚くことも多いです。
ご本人自身やご家族が工夫されていることも多いですね(^^)

陰部洗浄用のボトルはペットボトルを使ったり、移乗の時にスライディングボードのかわりに体の下にビニール風呂敷を敷いたり…
吸引チューブは1本を1日使って、翌日捨てます。
限られた物品を使用して、出来る限り清潔にケアをすることを心がける必要があります。
ご家族が買って準備してくれている物品もあるので、コスト面も考えるとますます物品の無駄遣いはできません…
でも、家にあるものでどう処置や介護に活かすか色々工夫を凝らすのが意外と楽しかったりします(^^)
ご本人や介護されているご家族の相談に乗る
体調に不安を抱えている利用者は多いです。また、ご家族も介護をする中で不安や疑問を抱えていることが多いです。
病院とは違いご家族が主体となっての介護であるため、介護に対しての疑問に答え、できる限り不安を解消してあげることが必要です。

なかなか相談できる相手がおらず、看護師が来て話を聞いてくれるのを待ってくれている利用者さんも多いです!
緊急連絡用の携帯電話を持参して24時間体制で介護相談に乗ったり、場合によっては緊急訪問を行うこともあります。
ステーションでの作業
訪問内容の記録
訪問後には、
上記をカルテに記入します。カルテは私の働いているステーションでは電子カルテを導入しています。
最近ではタブレットやスマホを使用して入力を行っているステーションも多いようですが、紙カルテを使用しているステーションもあります。
訪問看護計画書・訪問看護報告書の作成
訪問看護計画書とは、看護目標を立案し、目標達成のためのケアプランを記入した書類のこと。看護問題を挙げ、問題1つ1つに観察・実施・指導項目のプランを記入します。
月1回アセスメント・評価し、利用者やご家族の状況に合わせて修正していきます。
病院で働いていた時もケアプランを立案していたので、書き方としては訪問看護計画書も大きく変わらないと思いました。
訪問看護報告書とは、利用者の体調の変化や実施した看護やリハビリの内容、家族の介護状況などを主治医やケアマネージャーへ報告するための書類です。
こちらも月1回作成します。
いずれも毎月作成するので、利用者数が増えてくるとなかなか大変です(;^_^A
でも毎月書くので徐々に慣れ、早く書けるようになってきます!
多職種との連携
訪問看護報告書での報告以外にも、体調の悪化や訴えの内容によっては医師へ連絡して往診を早めてもらったり、ケアマネへ連絡し、サービスの調整を行ったりします。
訴えがなくても、家族の話の内容から介護疲れや不安が伺える場合にはケアマネージャーへ連絡し、ショートステイを入れてもらったりデイサービスを増やしたりしてもらうこともあります。
ほかにも服薬管理が必要な利用者の場合には薬剤師と連携して内服の確認を行ったり、訪問リハビリを利用している場合には、セラピストと情報交換を行います。
まとめ
訪問看護の仕事は
・自宅に訪問して看護を行う
・全身状態の観察や生活状況の聞き取り、訪問看護指示書に基づいた処置などを行う
・書類の作成
が主な仕事です。
病院と違い、利用者さんが住み慣れた場所で、ゆっくりと利用者やご家族と関わることができるのが訪問看護の魅力です。
まだまだ訪問看護師は不足している状況ですが、少しでも興味を持ってくれる人が増え、『訪問やってみたい!』と思ってくれる人が増えれば嬉しいです!
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